2017年10月16日

コーヒーが冷めないうちに・・・だったかな

秋が深まってきて 読書によい季節になりましたね~

最近は読書離れなんて言われているけれど
そんなことはないような気がします。

いつも行っている本屋さんには たくさんの人があふれていて
(イオンの中にあるというのも いい影響かも)

本を自由に読むことができるスペースもあって長居ができます。
コーヒーショップも併設されているのもうれしいです♪


で、最近というわけじゃないけど
新聞広告をみて買った本。

たしか「コーヒーが冷めないうちに」というタイトルだったと思います。

今手元に その本がないので
作者もちょっと忘れちゃって申し訳ないです^^;

ある喫茶店を舞台にした短編小説です。

過去に戻って
どうしても会いたかった人に会う というおはなし。
簡単に言うと・・・。


過去に戻るというのは
過去に戻っても、起こっている過去の出来事は変えることができないので
どうしようないんですけど。

過去に戻って会いたい人に会う なんて
ちょっと考えただけでも
ハッピーエンドじゃないというのは分かります。


今 会えていないのだから
過去に戻ってでも 会いたいのです。

会えるのは 喫茶店で入れられたコーヒーが冷めない間だけです。

せつないストーリーばかりがギュッと詰まっていました。

コーヒーが冷めないうちに
戻ってこなければ 現実の世界でも生きられない・・・。

読み終えると 大きなため息。
広告には「4回泣けます」なんて書いてあったけれど
涙があふれるというよりも
なんともやるせない気持ちになりました。


私も過去に戻って会いたい人はいるけれど
でも 会ったところで「いない」という現実は変えられない。

言いたくても言えなかった言葉はいえるかもしれませんね。

秋の夜長に もう一度読み返そうかな と思います。







  


Posted by ひるのひととき at 16:02Comments(0)